それはだめ

ようこ「天帝妖狐はせつないなあ」
ろくた「せつないなあ。って、またこういう形式なのか。
    読んでる人大概飽きてるぞ」
ようこ「そうだな。書き手のバリエーションが無いというのは哀れなものだ」
ろくた「ところでこういう文章ばっかのサイトって、
    テキストサイトっていうのか?」
ようこ「微妙に違うと思う……。強いて言うなら同人系漏文サイトかな」
ろくた「強いてって言うには特殊なジャンルを知ってるな」
ようこ「えっいやっ、別に晴海とかインテックス大阪とか行ったりしてないから!」
ろくた「(にやり無視)なー、ようこ、しょーりゅーの嫁さんにならねえ?」
ようこ「えーと。突然でなんだかよく分からないが……」
ろくた「どーせ独身の王は野合しかできねんだからさ、
    他国だろーと王同士だろーといいじゃん」
ようこ「理屈は分かるが気持ちがついていかない……」
ろくた「あいつ再婚だけど、子供も姑もいないから気楽だって」
ようこ「そういうことじゃないと言ってるんだが。どうしてそんなに勧めるんだ」
ろくた「えー、まー、色々とぉ。。。」
ようこ「……」
ろくた「だいじょぶだって! 景麒は俺が説得するから!」
ようこ「け、景麒には言わない方がいいと、」
ろくた「あんたらデキてんの?」
ようこ「デキ……初恋もまだなのにっ! はっ、私は何を、」
ろくた「やっぱりな(にやり)しょーりゅーは経験値高いから
    おまえに丁度いいって!」
ようこ「(泣)経験したいわけじゃないから」
ろくた「分かって言ってる? まあいいや、景麒って案外嫉妬深いからやめとこ」
ようこ「そうなんだ。麒麟の習性だと思っていたんだが、
    延麒はそういうことはないのか?」
ろくた「あー、昔はあったかなあ。もう枯れたよ、じじいだもん、俺」
ようこ「都合よく子供だったりじじいだったりするよね、ろくた」
ろくた「いいんだー。俺、可愛いから」
ようこ「可愛いのは確かに可愛いよ。弟みたいだ」
ろくた「ま、真面目なのは大概にしろよう、恥ずかしいぞ!」
ようこ「そうか? ホラ、ジーンズ欲しいって言ってたそうじゃないか、
    似合うだろうなー」
ろくた「やめれ! でもジーンズといや、おまえもはきたかったらしいな」
ようこ「憧れだった。でも今は大抵、袍ばかり着てるからな。
    もういいってことにする」
ろくた「おまえってさー。時々めっちゃけなげだよなあ……
    いっそ俺とつきあっちゃう?」
ようこ「児童福祉法に違反するのはイヤ……(泣)」
ろくた「またまたそんな真面目なところがいいよね(にっこり)」
ようこ「ろくたって微妙に鬼畜っぽいよね……(ぼそり)」
ろくた「試してみる?(にやり)」
ようこ「ごめんなさい、ごめんなさい、色々な意味で色々な人に
    ごめんなさーい!」





その他 TOP